北アルプス縦走合宿 黒部五郎, 槍ヶ岳, 上高地編

                                 文:上田

大変お待たせいたしました。合宿報告の後半戦に参りたいと思います。3日目となります9月21日はテント地であった薬師峠から黒部五郎岳を越えて黒部五郎小屋を経て三俣山荘で泊となりました。

北ノ俣岳付近

北ノ俣岳付近で霧があったが晴れた。。。。黒部五郎岳につく頃には見事な晴天、山頂の景色をしばし堪能しました!!

黒部五郎の肩より
黒部五郎カールを下る

そのままきれいな青空を見ながら黒部五郎の有名なカールを下りました。とてもきれいで小川で頭を洗ったのでした。  黒部五郎小屋ではトイレ休憩ほどにとどめ、三俣小屋へ向かいます。その際まき道を使いました。(巻き道とは主に山頂などに向かう急な登りをさ避けるために作られた道の事です。)

そして三俣小屋に到着。ここはとてもきれいな山小屋で設備も高度(山基準で)に整っており、ぜひとも利用をお勧めしたいほどです。

三俣小屋より眺める鷲羽岳

4日目。 槍ヶ岳を目指します。モルゲンロートめちゃキレイでしたよ~

三俣蓮華の分岐付近

双六小屋からの登りは強風により寒い!しばらく止まっていたら低体温症に確実になるレベルです。。。しかし上がってからは槍を常に見ながら進む感じで、個人的に槍ヶ岳にかねてから行ってみたいと思っていた自分からすればとてもワクワクする時間でありました

槍ヶ岳が近づいてくるとヘルメットを着けて登ります。ここからは本当にしんどい道です。最後の追い上げだと思って力を振り絞ります。

槍へ向かう急登

槍ヶ岳とはまさしくその通りで槍の先端に登るには体力と時間を要する道である。ここまでに消耗した体力も勿論あるので、しっかりと時間をかけて登りました。

槍ヶ岳小屋に荷物を置いた後にピークへアタック。槍の小屋はピークのホントにすぐふもとにあるのです。上は気持ちよく3000m級の景色を楽しんでこの日の行程は終了。きれいな景色はぜひご自身の目で見てきてくださいね。

槍ヶ岳山頂からほぼ真下を見下ろす。下に見えるのは槍ヶ岳小屋。今回のテント地である。

5日目。槍の小屋を出た後はひたすらに下りでした!上高地の小梨平という下界のキャンプ場まで一気に下りるのです。途中朝日に照らされる槍の穂先を見ることができましたよ。また稜線の向こう側から押し寄せてくる、滝のような雲海には驚きました。

槍沢へ下りる途中。槍の穂先を背後にしながら下りる。
稜線の向こうから流れてくる雲。まるで滝のようである。

なんだかんだで上高地に到着。しばしあたりを散策した後お風呂に入ってご飯を食べておやすみなさい。ちなみにこの日のご飯はカレーでした。

次の日は上高地からバスに乗って帰るだけ。以上が今回の北アルプス合宿でした。

今回のタイム↓

2020/09/21(月) 

薬師峠5:15―7:05北ノ俣岳7:15―8:15中俣乗越8:25―9:45黒部五郎の肩―黒部五郎岳山頂―黒部五郎の肩10:35―11:55五郎平12:10―13:10 2664ピーク13:20―14:30三俣テント場 

2020/09/22(火) 

三俣テント場5:05―6:52双六小屋7:10―7:40樅沢岳―8:20硫黄乗越8:30―9:10左俣乗越―10:35千丈沢乗越10:45―11:45槍ヶ岳山荘 

2020/09/23(水) 

槍ヶ岳山荘4:35―5:35坊主岩5:45―7:10槍沢大曲りー7:33ババ平7:45―8:10槍沢ロッジー8:40一の俣―9:35横尾9:45―10:43徳沢10:55―11:50明神12:00―13:05小梨平 

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