番組紹介「NHK BS1 チベット カイラス巡礼」

松村です。

チベットに関するテレビ番組の紹介です。

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NHK BS1 2015年1月4日(日)11:00~11:50
再放送「チベット カイラス巡礼」
チベット最奥の霊峰カイラス山は昨年12年に一度、神々が集うとされる聖なる年を迎えた。巡礼に向かう人々の姿と、開発が進むチベットの変貌ぶりを記録した。
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本放送は2014年12月13日(土)NHK BS1 20:00-20:50 「チベット カイラス巡礼」です。
同じ映像素材で2014年12月8日(月)NHK BS1 14:00~14:30「Asia Insight『チベット 変わりゆくラサ』」という番組も放送されていました。これはNHK WORLDで放送されたものです。

カイラス巡礼に赴く漢族の男性の様子はもちろん,手荷物検査場ができた大昭寺の入口や,露店が撤去されたBarkor Streetなど,近年近代化が進んでいるチベットの現状を紹介しています。
開発が進むチベットの現状が少しでも分かると思います。

松村(3)

from Ning Zhong Vol.05

報告が遅くなっておりまして,申し訳ありません。
偵察隊は無事11/27木に帰国しました。
さまざまな方・企業の方から応援を頂き,無事に偵察を終えましたことをこの場を借りまして,御礼申し上げます。


11/20(木)

BC設置予定地点を探しに,奔走する一日に。
萨孜岗(Sa Zi Gang)村を探索。

萨孜岗村(Sa Zi Gang City)

萨孜岗村(Sa Zi Gang City)


このように,ジープでのアプローチ。 動画最初に見えるのがNyenchen Tanglha主峰。そしてその右手に見えるのが,Zhana Riziの稜線(本峰は見えない)。

郷長のおうち

郷長のおうち

バターティーとヤク肉を振る舞っていただいた

バターティーとヤク肉を振る舞っていただいた

もちろんおうちには牛さん

もちろんおうちには牛さん

全景はこんな感じ。うむ...広い。

全景はこんな感じ。うむ…広い。

小高い丘からZhana Riziから伸びる稜線を確認。どういうアプローチがいいかを検討しました。
BCにはあまり適さないということで,また別の場所を探さねば…。
唐木は高山病でLhasaへ。そして,一足先に帰国の途につきました。

撮影した写真をiPadで見てミーティング

夜は撮影した写真をiPadで見てミーティング

直感的に使えるiPadは便利

直感的に使えるiPadは便利

11/21(金)

この日,私松村は未明から39.2℃近くの高熱と下痢に襲われ,ダウン。
おそらく,スパでの卵料理によるサルモネラ食中毒…。
海外での食中毒は辛い!

一方,偵察隊はBC地・Zhana Rizi本峰を求めて探索。

谷を分け入る

谷を分け入る

深い谷

深い谷

現地民の方にお願いしてガイドについてもらう(右)

現地民の方にお願いしてガイドについてもらう(右)

11/22(土)

この日もBC地・Zhana Rizi本峰を求めて探索。

BCはこの位置で仮決定。ヤク使いの寝床もあり,水も手に入れやすい便利なところ。

BCはこの位置で仮決定。ヤク使いの寝床もあり,水も手に入れやすい便利なところ。

宋红(左)とガイド役を務めてくれた地元青年(右)

宋红(左)とガイド役を務めてくれた地元青年(右)

そして….
やっとZhana RizI本峰がお目見え!

Zhana Rizi

Zhana Rizi

うむ。かっこいい。

一方,松村は熱は治まったものの下痢が治まらず,戦線離脱。
偵察終了の目処がついたことから,1日早くLhasaへ行き,体調を整えることに。

11/23(日)

偵察隊は,ナムツォへ。


ナムツォ側からNyenchen Tanglhaを望みました。

ナムツォ越しのNyenchen Tanglha

ナムツォ越しのNyenchen Tanglha

タルチョ。産廃じゃないよ。

タルチョ。産廃じゃないよ。

夜には一行はラサへ戻り,松村と合流。
松村はこの頃には調子を取り戻しました。

11/24(月)

この日は一日観光へ。
訪れたのは,ポタラ宮。

ポタラ宮。圧倒的な大きさ。

ポタラ宮。圧倒的な大きさ。

13階建て、基部からの総高117m、建築面積にして1万3000㎡という、単体としては世界でも最大級の建築である。宮殿の中の壁画、霊塔、彫刻、塑像など、全体として芸術の宝庫であり、またチベット仏教及びチベットの在来政権における中心的な役割を果たしている。なお、ポタラの名は観音菩薩の住むとされる補陀落サンスクリット語名「ポタラカ」に由来する。

標高3,700mに位置し、7世紀半ばにチベットを統一した吐蕃第33代のソンツェン・ガンポマルポリの丘に築いた宮殿の遺跡をダライ・ラマ5世が増補、拡充するかたちで建設された。5世が自らの政権の権威確立を象徴するために着工したものと言われる。内部の部屋数は2000ともいわれ、ダライ・ラマ14世も自伝の中で、いくつ部屋があるのか分からなかったと記しているが、上層に位置する中核の部分は、政治的空間の白宮と宗教的空間の紅宮と呼ばれる2つの領域に大きく分けることが出来る。聖俗両権を掌握するダライ・ラマ政権の「神聖王権」的性格を具現化したものといえる。
-Wikipedia “ポタラ宮”

ポタラ宮の階段を上がるのはかなりしんどいと聞いていましたが,高所順応が済んでいたからか,案外らくらく登ることが出来ました。
リエゾンオフィサーのTashiは敬虔なチベット仏教徒。そんな彼のガイドで,チベット仏教徒はなにか,歴代のダライ・ラマはどういう人物だったのかということを学びながら,ポタラ宮を巡りました。

とにかく部屋数が多い!
そらダライ・ラマ14世がいくつ部屋がわからなかったと言うだけある。

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ポタラ宮に入るには入場料が必要。おおくの地元民は,ポタラ宮のまわりを廻る巡礼を行っています。
昔はポタラ宮前で五体投地をする人が多くいたようですが,道路と歩道との間に柵が設けられ,五体投地をすることができなくなっています。

マニ車

マニ車

11/25(火)

お世話になった方々と別れ,ラサを発ち,武漢へ。
成都でトランジットのため,約6時間足止め。
うーん….,暇だ。

11/26(水)

中国地質大学で,今回の偵察を報告。

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再度地図を見て,論議。

再度地図を見て,論議。

さすが中国の大学。体育の授業でカンフーがある!

さすが中国の大学。体育の授業でカンフーがある!

その後,中国地質大学の博物館を見学。
大学でもこんなに立派な博物館を持っているとは,驚きです。

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中国地質大学一行の見送りを受けて,一路北京へ。

11/27(水)

この日,北京から日本へと帰国。


 

当初は一ヶ月近くの偵察を予定していましたが,ある程度スムーズに偵察活動が進み,約2週間で終了しました。
途中で体調を崩したり,高所順応に手間取ったりと,課題がいろいろと残る偵察でしたが,無事偵察を終えることが出来ました。

今後,今回得たさまざまな情報を分析し,Nyenchen Tanglha山脈西部の研究を進めることにしています。
なお,偵察隊の報告会を直接行うことは予定していません。来年の本隊派遣後に行うことを考えています。

今回もさまざまな方・企業からご支援・アドバイスを頂きました。
この場をお借りしまして,御礼申し上げます。
来年の本隊派遣に向けて,準備を加速させていきます。

松村(3)


 

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from Ning Zhong Vol.04

11月18日(火)

拉萨から青蔵公路を一路東へ,車で移動してきました。ひとまず「西蔵自治区登山隊」の本拠地へ。

朝出勤前に,彼等はここで練習をしていくらしい。彼等は無名のヒマラヤをガイドする若者たち。

朝出勤前に,彼等はここで練習をしていくらしい。彼等は無名のヒマラヤをガイドする若者たち。

いろいろな場所に立ち寄って,情報収集を重ね,BC位置を探すためのベースを,Nyenchen Tanglha山脈南側の宁中(Ning Zhong)のスパ施設におくことに。標高は約4,200m。チベットの温泉施設初体験!

はたらく車大集合!

はたらく車大集合!

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昼飯に立ち寄った羊八井(Yangbajain)

昼飯に立ち寄った羊八井(Yangbajain)

Butter Tea

Butter Tea。どの家でもまず出される。

都市部を離れると,肉=Yak

都市部を離れると,肉=Yak

ところどころ立ち寄って情報収集

ところどころ立ち寄って情報収集

彼(唐木)は何を想っているのだろうか...

彼(唐木)は何を想っているのだろうか…

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SUVが映える!(德庆の車)

SUVが映える!(德庆の車)

とにかく聞きまくる

とにかく聞きまくる

チベットのスパ施設

チベットのスパ施設

中はこんな感じ。硫黄分多め。ただ,じとっとしたところで飯を食うのは...

中はこんな感じ。硫黄分多め。ただ,じとっとしたところで飯を食うのは…

11月19日(水)

今日11/19は今回の偵察対象の扎那日字(Zhana Rizi)の全景を撮るべく、Nyenchen Tanglhaの南側を走るG109南側にそびえるハンガー(地元民情報)という4600m級の山に登りました。残念ながら、Zhana Riziのピークはうかがえませんでしたが、Nyenchen Tanglhaメインピーク(1986東北大学初登)や、カッコいいGolden Dragonなど、様々なNyenchen Tanglhaの山々を眺めることができました。

初っ端,德庆の車が故障。まあ,なんとかなりましたが。

初っ端,德庆の車が故障。まあ,なんとかなりましたが。

遠くからいらっしゃるお方が...。のちのち聞くと,この辺りの郷長さん。

遠くからいらっしゃるお方が…。のちのち聞くと,この辺りの郷長さん。

この地域の現地民からも色々と情報を入手。

この地域の現地民からも色々と情報を入手。

松村・少年・お母さん

松村・少年・お母さん

Nyenchen Tanglha主峰を狙う牛さん

Nyenchen Tanglha主峰

Nyenchen Tanglha主峰

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ピークから望遠はこんな感じで足を据えて。

ピークから望遠はこんな感じで足を据えて。

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ピーク付近に広がるこのクラックはなんなんだー?

ピーク付近に広がるこのクラックはなんなんだー?

ナキウサギ

ナキウサギ

唐木は、高山病の症状が悪く、ひとり日本へ帰国することとなりました。(11/23日,無事帰国しました!)
私も、高山病の症状は少なからず出ていますが、徐々に純化してきている印象です。今日の登山もすこぶる快調でした。昨夜は、これが高山病か!と唸りながらただひたすら耐えていました。
寝ると呼吸数が落ち、頭が痛くなる一方なので、座位でひたすら呼吸をしてSpO2をあげて耐え忍ぶのみ。大変でした…。

チベットの山間の田舎でもケータイは通じるし、データ通信もできます(ただし2G回線)。日本より進んでるのかも?

松村(3)

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from Lhasa vol.03 – いざNyenchen Tanglhaへ

松村(3)です。

いよいよ,今日,Nyenchen Tanglha山脈のZhana Riziへ向けて出発します。
全然情報がない場所で,行ってみないと分らない未知がたくさんある場所です。
とりあえず,BCをどこに張るか。
これからが楽しみです!

松村(3)

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from Lhasa vol.01

松村(3)です。

いま,Lhasaのホテルに滞在しています。

今までの動きをまとめてみました。

11月15日(土)

関西国際空港から出国。
空港にはOBの山形先生(顧問)・山田さん,現役の山本・井部・松浦・先田が見送りに来てくれました。ありがとう!

時間つぶしのカフェでの井部くん

時間つぶしのカフェでの井部くん

今回はこの3人。(左から)OBの居谷氏,松村(工3),唐木(医1)

今回はこの3人。(左から)OBの居谷氏,松村(工3),唐木(医1)

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全部じゃないよ

関空を出発し,北京を経由して,武漢へ。
ここで,今回一緒に偵察を行う中国地質大学(武漢)隊と合流します。

APECが終われば,元通りの霞具合@北京首都国際空港

APECが終われば,元通りの霞具合@北京首都国際空港

ただ,建築学科生としては,北京首都国際空港の構造はすごく面白い。

ただ,建築学科生としては,北京首都国際空港の構造はすごく面白い。

武漢の空港に降り立つと,中国地質大学の牛さんが出迎えてくれました。
中国地質大学のハイエースで,中国地質大学ヘ向かいます。


武漢は,長江や湿地の様な湖に囲まれていて,それを渡る為の橋がたくさん。

武漢天河国際空港

武漢天河国際空港

中国のハイウェイを初体験

中国のハイウェイを初体験

夜は中国地質大学内のレストランで歓待を受けました。
もちろん白酒で(笑)
白酒にももうすっかり慣れましたが,初体験の唐木は苦労していたみたい。

中国の大学は,大学自体が一種の街を形成している。もちろん,我々の宿泊ホテルも大学の中!

中国の大学は,大学自体が一種の街を形成している。もちろん,我々の宿泊ホテルも大学の中!

中国は総てが霞んでいますね…。
日本のきれいな空気が懐かしく思えたこの一日。
とりあえず一日分,終了。

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from Lhasa Vol.02

11月16日(日)

朝,今回のメンバーの宋红(Song Hong)と合流。4月に日本で会った時と変わらず,元気そうで何より。
中国地質大学を早朝に出発し,成都経由で拉薩を目指す。

成都双流国際空港にて。やっぱりこっちの食事は全て辣(辛い)!

成都双流国際空港にて。やっぱりこっちの食事は全て辣(辛い)!


拉薩は中華人民共和国チベット自治区の中心都市のひとつ。
外国人は入域許可が必要な地域で,かなり難しい街。
今回の旅も,イミグレ・各トランジットの空港のセキュリティーチェックではかなり苦労した。

拉薩貢嘎空港

拉薩貢嘎空港

空港に降り立つと,すでに標高は3,600m余り。
いままで行った最高地点は富士山の3,776mだから,ほぼそれに匹敵する標高。
やはり立っていても,どこかフラフラする感覚がありますね。

空港では,中国地質大学の德钦(Deqin)とリエゾンオフィサーのTashiさんが出迎えに来てくれていました。
外に一歩出ると,思っていたよりも暖かい。というか,日射しが強いからか,暖かく感じる。
もちろんサングラスは必須!
Tashiさんからは,チベットでは人民解放軍と公安の写真は絶対に撮るなとかなりの念押しを受けた。やはり難しい地域ということだということを,つくづく感じさせられます。

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チベットではそうやってRCを建てるんだ!

チベットではそうやってRC建築を建てるんだ!

空港から1時間強ほどで,拉薩市内へ。
空港からは大分離れている。
宿泊先のホテルに入り,しばらくゆっくり。

Welcome to Open-minded Tibet, China

Welcome to Open-minded Tibet, China

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CCTVでも沖縄知事選を報道。やはり,沖縄は中国にとっては大事な所なのね。

CCTVでも沖縄知事選を報道。やはり,沖縄は中国にとっては大事な所なのね。

夜は外に出て,地元の食堂で夕食を。
高所に来たからか,それとも成都の空港で昼飯をガッツリ食って機内食もガッツリ食ったからかは分からないが,そんなに食べれなかった。

Tashiが連れて行ってくれた大衆食堂。ここは中国料理。

Tashiさんが連れて行ってくれた大衆食堂。ここは中国料理。

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夕食後は,拉薩の街をぶらり。

チベットのバイクは電動。どうやら,ガソリンは簡単には手には入らないらしい。テロリズムとも関係があるらしい。

チベットのバイクは電動。どうやら,ガソリンは簡単には手には入らないらしい。テロリズムとも関係があるらしい。

本屋さんに入ると,ポストカードがずらり。時間がなかったので,さらりとしか見れなかったが,山を登った後にもう一度行きたい。

本屋さんに入ると,ポストカードがずらり。時間がなかったので,さらりとしか見れなかったが,山を登った後にもう一度行きたい。

11月17日(月)

朝,テレビをつけると,CCTVで沖縄知事選のバンザイが。
遠くはなれたチベットでもこのニュースが見れるのは,どこか不思議です。DSC_6975 (640x424)

午前は,CTMA(チベット登山協会)でミーティング
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来年以降の可能性についても色々と協議

 

リエゾンオフィサーのTashiさん

リエゾンオフィサーのTashiさん

昼食は,チベット民族料理が食べられる料理店へ。
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昼食後は,大昭寺へ。

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チベットの男の子と遊んだ。チベットの子供は可愛い!

チベットの男の子と遊んだ。チベットの子供は可愛い!

食事の後は,中国地質大と一緒に,今回のプランについて,再度ミーティングを。

(左から)Tashiさん,唐木,牛さん,宋红,德钦,居谷さん

(左から)Tashiさん,唐木,牛さん,宋红,德钦,居谷さん。今回のパーティーは,英語・中国語・チベット語が飛び交っています

ミーティングの後は,食料の買い出しへ。
初のチベットでの食糧買い出しに四苦八苦。
買いたいものを伝えるだけでも精一杯。
チベット人は,スーパーの中でもどこでも場所をすぐ他の人に聞く習慣があるらしい。これは日本と似ているかな?
私もチベット人に見えるらしく,かなりおばちゃんにチベット語で話しかけられ,焦る焦る(笑)

「新鮮やさい」とここだけ日本語のテープを付けていた(笑) 野菜に霧吹きで水かけてるのに新鮮なのかねー?

「新鮮やさい」とここだけ日本語のテープを付けていた(笑)
野菜に霧吹きで水かけてるのに新鮮なのかねー?

「美しいとは永久なものだ」

「美しいとは永久なものだ」

食糧だけでもかなりの量に

食糧だけでもかなりの量に

この日の夜は,遅くまでパッキングに時間をかなり費やすことに…

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松村(3)

Nyenchen Tanglhaへ

来年2015年に創部100周年を記念して行う遠征に向けて,やっと第一歩を踏み出します!

明日11月15日(土)から約1ヶ月間,チベットのNyenchen Tanglha(念青唐古拉山,ニェンチェンタンラ)山脈西部への偵察に出発します。昨日,やっと中国当局からの査証が下り,それまでの間なかなかご報告できずにいました。申し訳ありません。

The Nyenchen Tanglha Mountains above the Namtso Lake(from Wiki)

The Nyenchen Tanglha Mountains above the Namtso Lake(from Wiki)


[出発]
2014年11月15日(土)
[帰国]
2014年12月9日(火)(予定)
[目的]
Nyenchen Tanglha山脈未踏峰Tunzi Qubu(6,223m),Zhana Rizi(6,214m)周辺の偵察活動
Nyenchen Tanglhaその他未踏峰の調査活動
Nyenchen Tanglha山脈その他の未踏峰周辺域の調査活動
Nyenchen Tanglha偵察登山行為を通じての日中大学友好交流
周辺地域の地質学学術調査に向けた現地状況調査活動
[メンバー]
居谷千春(OB)
松村健司(工学部建築学科B3)
唐木惇生(医学部医学科B1)
[同行]
中国地質大学(武漢)学生数名
[サポート]
THE NORTH FACE
mont-bell
patagonia
神戸大学体育会
穂高

今年10月に予定していたKG-17やTarlha Riの偵察は外国人未解放地域ということで当局から許可を得られませんでした。背景には,新疆のイスラム過激派のテロ活動を始め,様々な要因があるようです。チベット入域には,査証の他に入域許可証の発行が必要ですが,その発行のプロセスでも,香港民主化を訴える学生デモや先日まで北京で開かれていたAPECの影響を受けて発行が遅れたりと,報道されている海外の政治的事案が自分の身にも降りかかる初の体験をしました。

Nyenchen Tanglha山脈は,チベット中心都市の拉薩から北100kmに位置し,東西に200km程伸びる山脈。主峰Nyenchen Tanglha (7,162m)は,1986年に東北大学が初登頂しています。その東北大の記録(チベット高原の盟主 : ニェンチェンタンラ(発行:東北大学山の会))を読むと,同1986年にチベット・ブータンとの国境近くに位置するKula Kangriに初登頂した神戸大学隊(平井一正隊長)の記述も多々見られました。同時期にほぼ同じエリアで登っていた別のパーティーの視点は面白いものです。

今年は日本山岳会学生部女子隊がムスタン未踏峰マンセイル(6,242m)に初登頂したり,法政大学山岳部がアマダブラム(6,812m)に遠征したり,夏には東京農大山岳部がムスターグ・アタ(7,546m)に遠征したりと,学生が海外に多く足を踏み出しています。(日本山岳会学生部主催の報告会が12月13日(土)に法政大であるようです。)その学生たちは国立登山研修所の研修会で一緒だった人が多く,遠征の報告を聞きながら許可問題で足を踏み出せないことに,もどかしさを感じていましたが,今度は自分の番。11月下旬と遅い時期での偵察ですが,無事に成果を上げて帰国できるよう,奮闘します。
(どうやら拉薩観光は,出稼ぎに来た漢族達が地元へ帰り,チベット人しかいないから,農閑期の冬の方がいいらしい?五体投地も見てみたいしー,ポタラ宮も見てみたいしー,チベットの民俗も見てみたいしーと,期待は膨らむばかり。)

明日,関西国際空港から,北京を経由して,武漢へ向かいます。そこで,パートナーの中国地質大学(武漢)のメンバーと合流します。

道中,可能な限りこのブログで状況を報告できればと考えています。
中国ではGoogleやFacebookの閲覧が規制されているということで,メーラーとして使っているGmailアプリはどうなるんだとか,いろいろ不安はありますが,どうやらVPNで切り抜けれるという話を知人から聞いたので,大学サーバーを通していろいろと試してみたいと思います。Wordpressは大丈夫だろうけど。

松村(3)

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