大峰の小屋たち

神戸は新型インフルエンザで、空前のバイオハザード。
街には死屍累々です(嘘)。
さて、大学が休講になり、ヒマなので、
GWに行った大峰山地の、小屋やテントサイトについて書いてみましょう。
私たちの見たものだけですが・・・
稲村小屋 稲村小屋前
まず、これは稲村小屋。立派な小屋で、営業中でした。
小屋の前には、ベンチやテーブルがあり、良い休憩スポットになっています。
山上ヶ岳の女人結界より手前なので、女性登山者も気兼ねなく来る事ができます。
山上ヶ岳本堂
これは小屋ではありませんが、山上ヶ岳山頂の大峰山寺本堂です。
この近くに宿坊があり、行者さんや信者の方が泊まっているようです。
5/3から9/22までが寺の開戸期間で、その間は寺に行者が常駐していて、
宿坊も営業しているようですが、詳しくは分かりません。
小笹ノ宿 小笹ノ宿キャンプ
こちらは、私たちがテントサイトにした小笹ノ宿です。
左の写真に写っている赤い建物はお堂。白い建物が小屋です。
小屋の中は狭いものの、非常にきれいです。
5人くらいまでなら、快適に泊まれそうでした
水場もすぐ近くにあり、宿泊場所としては至って最適です。
行者還小屋 行者還小屋内部
日付が変わり、こちらは行者還(ぎょうじゃがえり)小屋です。
なんだこの立派なログハウス!
あまりに立派なので、営業小屋かと思いきや、無人開放されています。
中もきれいで、20人くらい泊まれるんじゃないかと思いました。
唯一のネックは、清潔な水の採れる水場まで徒歩10分かかるという程度です。
ぜひ泊まりたいと思いました。
一ノ多和 避難小屋
うって変わって・・・廃墟?
こちらは一の垰(いちのたわ)の避難小屋ですが・・・
老朽化が激しく、宿泊はおろか、まともに雨風も防げそうにありません。
それでも、悪天時には「無いよりまし」です。
この日は雨が降っていたので、この中で休憩をとりました。
弥山小屋
こちらは弥山(みせん)小屋です。
ここは純然たる営業小屋で、近くにテントサイトがあり、
幕営料は一人500円です。水場は無く、水は1ℓ100円。
トイレは1回100円のチップ制でした。
私たちは行者還の水場で多めに水を汲んできたので、水を買う必要はありませんでした。
普通に小屋で泊まると一泊2食付8000円 素泊まり5500円らしいです。
ところで、私は高校から7年登山をしていますが、
いまだに営業している小屋に泊まったことはありません。(主に経済的理由で
テントがいいんですよ、テントが。
「自分の家(=テント)を常に背負っている」という事実が、
「自分の力で山を登っている」という自負心につながるのです。
 (`・ω・´) シャキーン
閑話休題。次が最後です
栃尾辻
栃尾辻の避難小屋です。一の垰のような荒廃はありませんでしたが、
近くに水場も無く、本当に緊急時の避難か、休憩くらいにしか使えません。
この山行でチェックした小屋はこの程度です。
おまけ(法力峠にて、法力開放)
法力
漫画の見すぎですかね。
                                    記事:イワサワ

大峰縦走(ゴールデンウィーク)

5/4~6の日程で、奈良県の大峰山脈を縦走してきました。
秋の遠征参加者は、北アルプス剱岳で強化合宿に参加するので、
こちらの山行のメンバーは2名となりました。
※写真はクリックで拡大されます
法力峠
大峰山脈は修験道で栄える霊山帯だけあって、
「法力峠」や「行者還岳」など、修験道にまつわる地名が多数あります。
そして、山上ヶ岳周辺は、いまだに女人禁制が守られています。
一般の登山者も、例外ではありません。
結界 女人禁制
山上ヶ岳の山頂付近は、笹原が広がり、
お弁当を食べるのに丁度よいロケーションです。
実際、曇りにもかかわらず、何組もの登山者が昼食をとっていました。
ただし、もちろん男ばかりです。
miniP5040018.jpg
山上ヶ岳にはお堂と宿坊があり、行者さんも見かけました。
山上ヶ岳
二日目はあいにくの雨となり、
足場は悪く、景色も見えない状態でしたが、
雨天なりの風情というものが味わえました。
七黒曜 行者還岳ぎょうじゃがえりだけ
ありふれた登山道も、少し神秘的に見えます。
神秘的
弥山(みせん)周辺では、立ち枯れの木々が林立しており、
霧に包まれたその姿は、さながら地獄へ続く迷いの森でした。
地獄の森入口?
実際には何の変哲も無い登山道なのですが。
天気には恵まれませんでしたが、
下山後は天川温泉で6時間もゆっくりと過ごし、
なかなかに充実した山行でした。
まさか9時に下山して、15時までバスが無いとは・・・
                                   記事:イワサワ