茨の岩稜-妙義山 後編

 ホントは昨日更新しようかと思ってたんやけど、今日と昨日と京都に行っててん。ウソ、ホントは昨日は学科の飲み会で、京都に行ったのは今日だけです。すんませんなあ、しょーもないネタに付き合うてもろて。更新者の趣味なんですわ。
 さて、妙義山の後編をお伝えします。2日目は裏妙義の縦走です。
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 国民宿舎裏妙義。泊まる金のない我々にも優しい…。400円でお風呂だけ入れます。
 右は登り始めの頃。まだ暗いが、かなり飛ばしてます。
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 明るくなってくると霧が濃くなり始めた。前が見えない。ヤバイな…。眼鏡…外すか。
 ところで。今回入ってくれた近堂クンも、前に入ったUkeもピチピチの眼鏡っ子。つまり!眼鏡率100%は破られていないわけですわ。
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 稜線に出ると烏帽子状の岩峰が現れ始める。霧の藪岩…何と趣深い。
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 これは赤岩だ。裏妙義の中では最大規模の烏帽子系の岩だ。実はこの岩はうまくルートを辿れば登れるらしい。生憎とこの雨では諦めざるをえんが、何時かは挑戦してみたいものだ。
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 赤岩のトラバースは少し手強い。滑りやすいから、鎖をシッカリ掴んで慎重に行くんだ。
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 丁須ノ頭手前にあるチムニー内20mの鎖だ。ホールドは豊富にあるのでFreeで越せるぞ。
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 左は表妙義の方だ。霧が掛かっていてよく見えないな。右は丁須ノ頭から見た烏帽子岩(左)と赤岩(右)だ。
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 そしてこれがドライヤー、もとい丁須ノ頭だ。右は肩だ。
 頭には鎖で登れるがオーバーハングしているぞ。登りはまだイイが、下りは鎖に掴まって宙ぶらりんになる。かもな。
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 予定外の沢道を下り始める。序盤は落ち葉の降り積もった源頭。そのうち水が流れ始める。後半は左岸側を高巻き気味に下る。
 山旅ってコンセプトも良いかもなあ。
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 横川が見えてきた。横川は碓氷峠の入口で、中山道の関所なんかもあったらしい。
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 知っている人は多いかと思うが、これが横川名物の「オギノヤ」だ。
 Ukeから少しもらって食べてみたが、最高の味だ。信越線は途切れてもオギノヤの味は堕ちていないというわけか。
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 横川駅にいる猫ちゃんだ。
 と言うわけで~今回はこれでお終いニャ。

茨の岩稜-妙義山 前編

 おひさ。私事ですが、なかなか忙しくて…。ようやく時間が取れたんで更新しました。
 いきなり余談ですが、こないだ教職の講義で、映画Stand by Meを観て人物像と要約を書けという課題が出ました。んで昨日はわざわざビデオを借りて観てました。なかなか良い話ですねえ。
 「あなたは12歳の頃に持った友人に優る友人を持った事があるか」
 このブログを観ている暇人のあなた、どうですか?
 …前置きが長くて申し訳ない。つい先日(10/21,22)に行ってきた妙義山の様子をお伝えします。2回に分けてお伝えしますが、写真をかなりとったので見るのが大変かも…。
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 まずはイントロから。高崎からJR信越線でアプローチします。松井田に近くなってくると、進行方向左前方に岩のカタマリが見え始める。
 左写真の中央が白雲山で、右写真は金洞山(左)と白雲山(右)
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 登山口の中ノ岳神社駐車場から見る金洞山。
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 中ノ岳神社前の民家にいるわんこ。タレ耳がポイント高。
 右の美的センスのカケラもない偶像は神社の横手に建てられているもの。それなりに由緒あるもののようだが?
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 神社を出てしばらく登ると轟岩(とどろきいわ)ってのがあって、そこから金洞山を眺める。左が西岳、中央のキャッスルが中ノ岳、そして右にあるのが東岳。登山道は西岳と中岳のコルから稜線に上がります。
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 これ系の立て札がそこら中に立ってます。核心部の辺りにも頻繁に。
 でも、道を尋ねてくるようなハイカーも多いので、やはりシッカリ立てておくべきでしょう。まああまり人のことは言えませんが…。
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 稜線に出ると鎖がひっきりなしに出てきます。
 因みに今我々は外国人集団の中に紛れ込んでいます。前から後ろから英語なりチャイ語なりが飛び交ってます。彼らめちゃくちゃテンション高いっす。マジで。「ハウアーー!!」とか叫びながら鎖を登ってます。
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 登山道は概ねこんな感じですが、南側はすっぱり切れ落ちてます。
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 というわけで、そらを飛んでる感じがする。右の軍艦みたいなのは金鶏山。現在は登山禁止の山域です。
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 さて、そろそろメンバーの様子を。左はUke。右はうどん粉のお二人。
 特に-背の高い方の彼に、「君ってさあ、うどん粉でしょ?」って訪ねると、きっと笑顔でyes!と返してくれるハズ…。
 だって…ねえ?
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 核心部の鷹戻しは手前のピークを越えた先にあります。また、このピークの登りもルンゼ内2段25mの鎖という危険個所です。中央奥は白雲山(相馬岳)。
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 これがルンゼ内2段25mの鎖の上段です。傾斜は垂直に近いです。場合によっては確保も考えられ、鎖場の上と下にはボルトも打ってあります。まあ木があるからそっち使った方がいいかもね。
 因みにこのテの鎖は意外とクセ者。両手で持つと体が振られて登りにくい。FreeやC.downで越えた方が消耗は少ない。
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 鷹戻しです。高度感たっぷりの岩場を鎖で50mほど下ります。
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 一応秋山ってことで。右の花は竜胆です。
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 裏妙義も含めて、トラバースも結構シビア。
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 来た道を振り返る。対角線上の尾根が茨尾根で、左のピークが鷹戻し。中央が金洞山で右が星穴岳。よ~く目を凝らして見れば、小さな穴が空いているのが分かります。
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 裏妙義と浅間山。裏妙義は手前の稜線で、中央左が烏帽子岩、中央右が赤岩、その右が丁須ノ頭。浅間山は最近登山解禁になったそうですね。
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 相馬岳から見る天狗岳西壁。実際はもっと凄いです。この下はタルワキ沢の登山道が通っています。
 右上は少し角度を変えて関東平野を。辺りは長閑な畑地帯ですが、悪魔の舌を培養してます。恐ろしいです。
 右下は相馬岳北稜と横川。妙義山はけっこう遊べそうだねえ。
 そうそう、妙義山の沢にも面白いのがあるらしくってね、金洞沢っていうのがそうらしいんだ。中木川流域なんだけど、泳げるらしい。しかも詰めはあのすっぱり切れた稜線。大丈夫なんかなあ? 興味のある人は「上信越の谷105ルート」(ヤマケイ)でも見てちょ。
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 白雲山を越えると出てくる三連鎖。
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 そろそろ稜線を降りる頃だね。穏やかに晴れた午後…妙義は平和だ。
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 下りも基本は鎖。右は奥ノ院の鎖場。C.downの良き練習課題である。なんてな。
 そや、妙義は古くから登られててな、神社もあるくらいやし。なもんやから錆びて切れてもうた鎖もあるねん。腐りきってますな。
ギブ・ミー・ア・ツッコミ~
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 妙義神社。金ぴかでちょっと豪勢。観光客が多い。
 妙義神社の近くには道の駅がある。その食堂で出されている「悪魔の舌」。是非一度ご賞味あれ。いや、ばりうまいから。マジで。感動もんやで!
 因みに手前は「みそおでん」で奥が「さしみこんにゃく」。名前に釣られて頼んだらエライこっちゃ。これが今日の晩ご飯。占めて800円。
これを悪魔と言わずに何と言う?
 あー、取り敢えず1日目はこんなもんかなー。2日目はまた今度ね。

秋の岩トレ第1回;保塁岩

10月14日土曜日。
新入部員がきてくださったので、新勧がてらに岩トレにゆきました。
場所は保塁。
OBの小宮さんが駆けつけてくれました。ありがとうございます。
現役の参加者は近藤、山川、岩澤、請川、そして新入部員の近堂です。
同じ苗字が二人。どちらかがあだ名になるのか。
さて、ケーブル下駅から登山道へ。
新入の近堂さんはデジカメ携行で写真をパチパチやりながら
登ります。かなり体力がある感じ。
(写真)
保塁に到着してパーティー編成をしました。
 1組;小宮、藤原、山川、近堂
 2組;近藤、岩澤、請川
1組は強者揃いだ。2組に入れて一安心です。
(写真)
近堂さんは社会人バスケ部に所属しているらしい。
身の丈は軽く1間を超えている。手足のばねもある。
初めてなのにいきなり即戦力になれる力がある。
センスもある。いいことづくめではないか。
(写真)
…中略…
集合写真。午前は3本のぼりました。
(写真)
午後から小宮さんと藤原さんが帰ったので、『山川岩澤近堂組』と
『請川近藤組』に分かれて登ります。今度は西稜で。
午後の記録。トップの岩澤が3mほど落ちたらしい。
トラウマにならぬとよいが。
近藤はハングした岩で1時間粘った。で登りきった。すごいです。
(写真)
お疲れ様でした。部室に帰りましょう。帰り皆さんやたらと走るので
私にとってはここが一番の核心部です。
(写真)
※(写真)は後日山川がアップしてくれるのを待ちましょう。
今日の詳細な行動記録(どこにのぼったか)も私の手に負えないので
山川が来るのを待ちましょう。
山川早く来てね。以上、請川でした。

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南紀 大塔川黒蔵谷

 最近ブログの更新頻度が激増してますが、今回以降停滞?…疑惑。
 さてと。今回は最後の夏沢・黒蔵谷。関西じゃ有名なんで知ってる人も多いかと。知らない人は「日本百名谷」でも… なんか釜ノ沢とかぶるなあ。
 黒蔵谷の基本構成は淵ゴルジュ。背の立たない釜ってのがイイ。
 メンバーは僕(山川)と近藤くんと小宮さん。
 報告書が山岳部HPに載せてあるんで、こちらもどうぞ。
 そうそう、いつもは手ブレ補正機能を使ってるんですが、途中で補正機能が有効じゃないことに気付いたので、前半の写真はブレブレです。見にくくてごめんなさい。
 
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 黒蔵谷の出合。威嚇してます。水量は少ない方?
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 鮎返しの滝を越えると淵が出始めます。大岩の島で一休み?
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 淵をへつる近藤くん。泳ぎなよ~。せっかく来たんだし。
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 輝く淵。一度潜ってみたいと思う。そう思わないかい?
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 もう少しマトモに撮れてれば絵になったかな…。
 ここは左壁のリッジ上の岩場を登れば簡単に越えられた気がする。
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 黒蔵滝。後半にこういうのが出てくると疲れが増す。
 僕的には黒蔵滝の巻きがこの谷で一番厄介な場所だと思う。
 他は小滝が微妙に難しくてイイ。
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 まだ続く。ここは泳いで突破しようとしたけど押し返された。
 結局へつりで越す。
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 わしが近藤です。現役のリーダーやってます。主将、いやプレジデントとも言うのか?
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 焚火はイイけど煙がヒドイ。メタが大活躍しました。
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 次の日。最後まで詰めると時間が掛かるんで、途中で林道に上がります。詰め上がる地点はこんな感じ。錆びたドラム缶が目印だよ。
 植樹林があるだけにいろんな物が落ちてます。
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 林道の始まり。この林道歩きは割と良かった。何か爽やか~な感じ。
 黒蔵谷出合までは14kmぐらい。途中の大杉隧道(すいどう)分岐までが長く感じる。
 

奥秩父 笛吹川東沢釜ノ沢 (個人山行)

 お元気ですか。山川です。
 今回は9月2日~3日に行った個人山行の様子をお伝えしようと思います。
 場所はあの有名な釜ノ沢。結構有名なんで知ってる人も多いハズ! 
 知らない人は差し当たり「日本百名谷」でも読みましょう。
 今回は2人で行きました。パートナーは僕の高校山岳部時代の悪友・上阪聡くん。早大の2回生です。あ、個人山行なので報告書は書いてないです。
 書くべき?
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 釜ノ沢の前半は東沢って言います。東沢は水量の多い河原タイプ。途中にホラノ貝というゴルジュがあって、そこらへんは右側に登山道が付いてます。
 早速ですが、登山道への取り付きを過ぎてしまいました。
 沢はだんだん狭まってきてゴルジュになりそう。どうしましょ。
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 予感的中。アクシデント(?)だけど嬉しい。2人して越えるのは無理そうなので巻き上がることに。微妙に渋い巻きだけど、無事に登山道へ。
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 登山道から沢床を見る。あれは誘ってる。そうとしか思えない。
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 ホラノ貝のゴルジュ-エントランス。泳いで見学に行くことにしました。
 中は巨大生物の体内って感じ。すぐに滝があって先には進めない。
 横リスをアブミの掛け替えで越えるようだが、フリーでの突破もなされてるらしい。すごいね。
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 ゴルジュを過ぎるとまた河原になって、ナメ滝のオンパレードが始まる。これは東のナメ滝。
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 東のナメ滝全景。300mあるらしい。
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 西のナメ滝。んで滝の前にいるのが上阪。
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 魚留ノ滝の上にあるナメ滝。魚留ノ滝よかこっちの方が好き。
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 釜ノ沢名物・千畳のナメ。一度寝転がってみたい。流されるやろか。
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 両門ノ滝。形が面白いですね。初日は両門ノ滝上の河原で泊まります。
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 次の日。後は稜線まで見所は無し。源頭部は霧掛かっていると幻想的で良い。今日は晴れていたので富士山が見えました。
 そう言えば、今年のアイゼン合宿は富士山に行くらしいです。
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 国士ガ岳。冬に来てみたいなあ。
 1泊の予定だったので、この後木賊山から東沢山荘まで下ります。
 木賊山からの下りは途中で尾根道と谷道に分かれますが、後者はヌク沢の辺りで崩壊が激しいので止めた方がいいと思います。
 釜ノ沢に行ってみようかなって人は注意してください。ではでは。

関東遠征2日目

 関東の沢、2日目です。今日は奥多摩の水根沢谷と倉沢谷。
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 これは水根沢谷ラストの「半円ノ滝」。水根沢のさわりは前半のゴルジュなんだけどあんまパッとしなかった。この沢はネットで近況を調べなかったんだ。今度から注意箇所も含めてマメにチェックしよ。
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 倉沢谷出合に掛かる倉沢橋から「マイモーズの悪場」を見下ろす。
 マイモーズの悪場はスケールの大きなゴルジュ。上の方だけなら見学が出来ます。
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 入谷点の辺りはこんな感じ。
 水の煌めきの誘う先にあるものは…?
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 淵が出てきました。泳ぎましょう。この沢は水が豊富です。
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 大きな釜を持つ小滝。ホールドが少なくて微妙。でも、こーいうのが楽しい。
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 倉沢谷を終えて、近くにある日原鍾乳洞へ。日本ではかなり規模の大きいものらしい。鍾乳洞のある辺りは岩壁がスゴイ。
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 圧倒的だなあ。なんか上の方ハングしてるし。
 因みに登攀は禁止でしょ。たぶん。
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 これが入口。慎ましやかだけど、中は文句無しのラビリンス。
 階段や立体交差もあって、地図がないと迷いそうです。
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 1円玉がたくさん貼ってあります。天井にも貼ってあるし。
 天井をとっぱらえば基本的には岩山と同じ。登れそうな壁があちこちにある。
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 地獄への入口。厭世観を持つ人はドウゾ。
 これで関東遠征(1泊だけど一応こう銘打っておきます)は終了。
 でも、夏の沢はまだ続きます。それでは、また。