from Ning Zhong Vol.04

11月18日(火)

拉萨から青蔵公路を一路東へ,車で移動してきました。ひとまず「西蔵自治区登山隊」の本拠地へ。

朝出勤前に,彼等はここで練習をしていくらしい。彼等は無名のヒマラヤをガイドする若者たち。

朝出勤前に,彼等はここで練習をしていくらしい。彼等は無名のヒマラヤをガイドする若者たち。

いろいろな場所に立ち寄って,情報収集を重ね,BC位置を探すためのベースを,Nyenchen Tanglha山脈南側の宁中(Ning Zhong)のスパ施設におくことに。標高は約4,200m。チベットの温泉施設初体験!

はたらく車大集合!

はたらく車大集合!

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昼飯に立ち寄った羊八井(Yangbajain)

昼飯に立ち寄った羊八井(Yangbajain)

Butter Tea

Butter Tea。どの家でもまず出される。

都市部を離れると,肉=Yak

都市部を離れると,肉=Yak

ところどころ立ち寄って情報収集

ところどころ立ち寄って情報収集

彼(唐木)は何を想っているのだろうか...

彼(唐木)は何を想っているのだろうか…

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SUVが映える!(德庆の車)

SUVが映える!(德庆の車)

とにかく聞きまくる

とにかく聞きまくる

チベットのスパ施設

チベットのスパ施設

中はこんな感じ。硫黄分多め。ただ,じとっとしたところで飯を食うのは...

中はこんな感じ。硫黄分多め。ただ,じとっとしたところで飯を食うのは…

11月19日(水)

今日11/19は今回の偵察対象の扎那日字(Zhana Rizi)の全景を撮るべく、Nyenchen Tanglhaの南側を走るG109南側にそびえるハンガー(地元民情報)という4600m級の山に登りました。残念ながら、Zhana Riziのピークはうかがえませんでしたが、Nyenchen Tanglhaメインピーク(1986東北大学初登)や、カッコいいGolden Dragonなど、様々なNyenchen Tanglhaの山々を眺めることができました。

初っ端,德庆の車が故障。まあ,なんとかなりましたが。

初っ端,德庆の車が故障。まあ,なんとかなりましたが。

遠くからいらっしゃるお方が...。のちのち聞くと,この辺りの郷長さん。

遠くからいらっしゃるお方が…。のちのち聞くと,この辺りの郷長さん。

この地域の現地民からも色々と情報を入手。

この地域の現地民からも色々と情報を入手。

松村・少年・お母さん

松村・少年・お母さん

Nyenchen Tanglha主峰を狙う牛さん

Nyenchen Tanglha主峰

Nyenchen Tanglha主峰

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ピークから望遠はこんな感じで足を据えて。

ピークから望遠はこんな感じで足を据えて。

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ピーク付近に広がるこのクラックはなんなんだー?

ピーク付近に広がるこのクラックはなんなんだー?

ナキウサギ

ナキウサギ

唐木は、高山病の症状が悪く、ひとり日本へ帰国することとなりました。(11/23日,無事帰国しました!)
私も、高山病の症状は少なからず出ていますが、徐々に純化してきている印象です。今日の登山もすこぶる快調でした。昨夜は、これが高山病か!と唸りながらただひたすら耐えていました。
寝ると呼吸数が落ち、頭が痛くなる一方なので、座位でひたすら呼吸をしてSpO2をあげて耐え忍ぶのみ。大変でした…。

チベットの山間の田舎でもケータイは通じるし、データ通信もできます(ただし2G回線)。日本より進んでるのかも?

松村(3)

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from Lhasa vol.03 – いざNyenchen Tanglhaへ

松村(3)です。

いよいよ,今日,Nyenchen Tanglha山脈のZhana Riziへ向けて出発します。
全然情報がない場所で,行ってみないと分らない未知がたくさんある場所です。
とりあえず,BCをどこに張るか。
これからが楽しみです!

松村(3)

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from Lhasa vol.01

松村(3)です。

いま,Lhasaのホテルに滞在しています。

今までの動きをまとめてみました。

11月15日(土)

関西国際空港から出国。
空港にはOBの山形先生(顧問)・山田さん,現役の山本・井部・松浦・先田が見送りに来てくれました。ありがとう!

時間つぶしのカフェでの井部くん

時間つぶしのカフェでの井部くん

今回はこの3人。(左から)OBの居谷氏,松村(工3),唐木(医1)

今回はこの3人。(左から)OBの居谷氏,松村(工3),唐木(医1)

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全部じゃないよ

関空を出発し,北京を経由して,武漢へ。
ここで,今回一緒に偵察を行う中国地質大学(武漢)隊と合流します。

APECが終われば,元通りの霞具合@北京首都国際空港

APECが終われば,元通りの霞具合@北京首都国際空港

ただ,建築学科生としては,北京首都国際空港の構造はすごく面白い。

ただ,建築学科生としては,北京首都国際空港の構造はすごく面白い。

武漢の空港に降り立つと,中国地質大学の牛さんが出迎えてくれました。
中国地質大学のハイエースで,中国地質大学ヘ向かいます。


武漢は,長江や湿地の様な湖に囲まれていて,それを渡る為の橋がたくさん。

武漢天河国際空港

武漢天河国際空港

中国のハイウェイを初体験

中国のハイウェイを初体験

夜は中国地質大学内のレストランで歓待を受けました。
もちろん白酒で(笑)
白酒にももうすっかり慣れましたが,初体験の唐木は苦労していたみたい。

中国の大学は,大学自体が一種の街を形成している。もちろん,我々の宿泊ホテルも大学の中!

中国の大学は,大学自体が一種の街を形成している。もちろん,我々の宿泊ホテルも大学の中!

中国は総てが霞んでいますね…。
日本のきれいな空気が懐かしく思えたこの一日。
とりあえず一日分,終了。

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from Lhasa Vol.02

11月16日(日)

朝,今回のメンバーの宋红(Song Hong)と合流。4月に日本で会った時と変わらず,元気そうで何より。
中国地質大学を早朝に出発し,成都経由で拉薩を目指す。

成都双流国際空港にて。やっぱりこっちの食事は全て辣(辛い)!

成都双流国際空港にて。やっぱりこっちの食事は全て辣(辛い)!


拉薩は中華人民共和国チベット自治区の中心都市のひとつ。
外国人は入域許可が必要な地域で,かなり難しい街。
今回の旅も,イミグレ・各トランジットの空港のセキュリティーチェックではかなり苦労した。

拉薩貢嘎空港

拉薩貢嘎空港

空港に降り立つと,すでに標高は3,600m余り。
いままで行った最高地点は富士山の3,776mだから,ほぼそれに匹敵する標高。
やはり立っていても,どこかフラフラする感覚がありますね。

空港では,中国地質大学の德钦(Deqin)とリエゾンオフィサーのTashiさんが出迎えに来てくれていました。
外に一歩出ると,思っていたよりも暖かい。というか,日射しが強いからか,暖かく感じる。
もちろんサングラスは必須!
Tashiさんからは,チベットでは人民解放軍と公安の写真は絶対に撮るなとかなりの念押しを受けた。やはり難しい地域ということだということを,つくづく感じさせられます。

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チベットではそうやってRCを建てるんだ!

チベットではそうやってRC建築を建てるんだ!

空港から1時間強ほどで,拉薩市内へ。
空港からは大分離れている。
宿泊先のホテルに入り,しばらくゆっくり。

Welcome to Open-minded Tibet, China

Welcome to Open-minded Tibet, China

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CCTVでも沖縄知事選を報道。やはり,沖縄は中国にとっては大事な所なのね。

CCTVでも沖縄知事選を報道。やはり,沖縄は中国にとっては大事な所なのね。

夜は外に出て,地元の食堂で夕食を。
高所に来たからか,それとも成都の空港で昼飯をガッツリ食って機内食もガッツリ食ったからかは分からないが,そんなに食べれなかった。

Tashiが連れて行ってくれた大衆食堂。ここは中国料理。

Tashiさんが連れて行ってくれた大衆食堂。ここは中国料理。

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夕食後は,拉薩の街をぶらり。

チベットのバイクは電動。どうやら,ガソリンは簡単には手には入らないらしい。テロリズムとも関係があるらしい。

チベットのバイクは電動。どうやら,ガソリンは簡単には手には入らないらしい。テロリズムとも関係があるらしい。

本屋さんに入ると,ポストカードがずらり。時間がなかったので,さらりとしか見れなかったが,山を登った後にもう一度行きたい。

本屋さんに入ると,ポストカードがずらり。時間がなかったので,さらりとしか見れなかったが,山を登った後にもう一度行きたい。

11月17日(月)

朝,テレビをつけると,CCTVで沖縄知事選のバンザイが。
遠くはなれたチベットでもこのニュースが見れるのは,どこか不思議です。DSC_6975 (640x424)

午前は,CTMA(チベット登山協会)でミーティング
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来年以降の可能性についても色々と協議

 

リエゾンオフィサーのTashiさん

リエゾンオフィサーのTashiさん

昼食は,チベット民族料理が食べられる料理店へ。
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昼食後は,大昭寺へ。

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チベットの男の子と遊んだ。チベットの子供は可愛い!

チベットの男の子と遊んだ。チベットの子供は可愛い!

食事の後は,中国地質大と一緒に,今回のプランについて,再度ミーティングを。

(左から)Tashiさん,唐木,牛さん,宋红,德钦,居谷さん

(左から)Tashiさん,唐木,牛さん,宋红,德钦,居谷さん。今回のパーティーは,英語・中国語・チベット語が飛び交っています

ミーティングの後は,食料の買い出しへ。
初のチベットでの食糧買い出しに四苦八苦。
買いたいものを伝えるだけでも精一杯。
チベット人は,スーパーの中でもどこでも場所をすぐ他の人に聞く習慣があるらしい。これは日本と似ているかな?
私もチベット人に見えるらしく,かなりおばちゃんにチベット語で話しかけられ,焦る焦る(笑)

「新鮮やさい」とここだけ日本語のテープを付けていた(笑) 野菜に霧吹きで水かけてるのに新鮮なのかねー?

「新鮮やさい」とここだけ日本語のテープを付けていた(笑)
野菜に霧吹きで水かけてるのに新鮮なのかねー?

「美しいとは永久なものだ」

「美しいとは永久なものだ」

食糧だけでもかなりの量に

食糧だけでもかなりの量に

この日の夜は,遅くまでパッキングに時間をかなり費やすことに…

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松村(3)

2014年8月 剣岳夏合宿

いつの間にか、秋です。

夏合宿の記事を書くことを先延ばしにするうち、肌寒くなってきました。

サンタが来る前に書くことにします。

日程:8月20~28日
場所:剣岳
人員:松村(3), 山本(3), 井部(2), 松浦(2), 唐木(1), 先田(1), 居谷(OB)

 

8月20日 入山

しばらくは下界と隔絶され、自分と仲間と岩と雪だけの世界。

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雷鳥坂より室堂を見る。

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読図訓練をする所です。

今年は荷が重い。食料の軽量化をケチったせいか。

一休み。

剱沢でバイト中の部員から、差し入れを受けました。

カルピスが疲労回復に効きますね。

剱沢までは程よく曇って歩きやすかったのですが、雪渓上で雨に打たれ、泣きそうになりながら真砂沢で幕営。非常に疲れました。

 

8月21日 八ツ峰VI峰Cフェース

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夜が明けます。天気は微妙ですか。

剣稜会とRCCルートでパーティを分けました。
共に入門ルートではありますが、雨が降る前に帰りたかったのでさっさと登ります。

2年ぶ2度目。

剣稜会のナイフリッジ。2年ぶり2度目。

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Cの頭からAの頭を臨む。

懸垂下降順番待ち。

懸垂下降順番待ち。

バリエーション1本目を登り、明日からのリズムがつかめてきましたよ。

 

8月22日 八ツ峰VI峰A・Bフェース

この日は、Bフェース京大ルートと、Aフェース魚津高ルートでパーティを分けます。

源次郎が日光浴。

Bフェースまではガレガレ。

京大ルート取り付きへ。

京大ルート取り付きへ。

京大ルートですが、取り付き前にⅢ級の岩場が出てきました。ルート図的に、ここは雪渓が繋がっているはず。溶けたのでしょう。

落石もめちゃくちゃ発生して、嫌な予感しかしませんでしたが、とりあえず取り付きにたどり着きました。

京大ルート1P目。

京大ルート1P目。

1P目はⅡ級のはずですが、違和感。Ⅳ-級くらいに感じました。

苔がホールドを覆っていてたので難しく感じたのでしょう。20m登っても様子は変わらず、ルート全体が腐っている印象を受けました。

フォローはクライミングが得意ではない後輩。素直に撤退しました。

長次郎雪渓を下る。

長次郎雪渓を下る。

この日は絶好のクライミング日和だったので、撤退したのは勿体無かった…
Bフェースが不人気ルートなのは知っていましたが、ここまで人が登っていないとは誤算。違うルートなら気持よく登れたのに!

11時頃に帰幕したので、剣稜会組を待ちながら装備を乾かし身を清めました。疲れが溜まってくるころです。

 

8月23日 沈殿

気象通報より、午前中に天気が崩れると予想し、沈。

あれっ

えっ。

まさかの晴れ。

これは…いわゆる晴れ沈では。夏合宿で一番楽しい時間では。
となるとやることは1つしかありません。真砂沢の雪解け水で体を根こそぎ清め、男同士で水をかけあい、思い切り昼寝をして。

夕食の準備をしているころに、途中参加の現役1人とOB1人が合流。翌日から新たに頑張ります。

 

8月24日 クレバスレスキュー訓練

神戸大学山岳部では、来年にチベット未踏峰を登る計画をしています。

そのための技術として、クレバス救助ならびに氷河歩行の練習をしました。

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グラサン。

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落下2秒前。

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仲間の落下に耐える。体勢がちょっと悪い。

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クレバスに落ちる役。雪をかけていじめるリアリティを出す。

実地でやって見て改善点がたくさんありましたので、遠征に活かします。

落ち役の人お疲れ。寒かったね。

 

8月25日 平蔵谷ー剣岳

起床直後は天気が悪かったのですが、8時頃から天気がマシになったため、平蔵谷経由で剱岳頂上へ行くことにしました。

平蔵谷

平蔵谷。天気悪い。

平蔵谷上部はガレガレ、ザレザレ。

平蔵谷上部はガレガレ、ザレザレ。

カニのタテバイの下に出て、そのまま頂上へ。

頂上の祠。修理が終わったのね。

頂上の祠。修理が終わったのね。

爽快感の無い頂上で、電波を拾い、天気図や下界のニュースなどを仕入れました。

 

8月26日 沈殿

雨だったので沈殿。テントから出られず両隣がオッサンだったので体力は回復した気になりません。

とりあえず、行動記録をまとめたり、テント内を整理しても時間が余り、それほど眠くもない。

柿ピーのおかきとピーナッツを分けた後、おかきとピーナッツを交互に食べたり、ピーナッツを油で炒めてみたり、余ったもちとベーコンを焼いたり(砂糖醤油で食べると美味しかった)したりするほど暇でした。

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おっさん(21)

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おっさん(30)

これくらいしか記憶に残っていないので、よほど暇だったのでしょう。

 

8月27日 源次郎尾根/源次郎Ⅰ峰平蔵谷側フェース成城大ルート

3回生2人で成城大ルートへ、残りは源次郎尾根をそのまま行きます。

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序盤は木登りですね。

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高度感が出てきましたよ。

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野苺?食べませんよ。

ルンゼが詰まってくる所で、成城大組は取り付きへの踏跡をたどります。

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分岐。

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なんか…踏跡が不明瞭に。

踏跡を辿ろうにも、マツの木が邪魔でなかなか進めません。
最後にはマツの木の中を泳ぐような勢いで、必死にマツの密集帯から抜け出しました。

すると、やっと目的の場所が見えます。

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ルンゼ途中までつめ、トラバースすると取り付き。

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取り付き。濡れてる。

岩が濡れていることに不安を覚えます。

天気は良くはありませんし、さくっと登りましょう。

2P目。

2P目。凹角をつめると難しい。

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3P目。高度感がでてきます。

4P目。核心部。

4P目。核心部。

4P目の核心部は、エイドしてよかったのですが、フリーにこだわっていたので時間がかかりました。

私はフォローだったので気楽なものでした。

その後何度もピッチを重ね、途中から雨に打たれながらも、なんとか源次郎Ⅰ峰に出ました。

そこから源次郎尾根を継続、帰幕したのは18時。今回一番ヘヴィーな行程でした。

 

8月28日 沈殿/剣稜会ルート

成城大組は、前日の疲れで沈殿。
後輩3人は、剣稜会ルートを登るそうです。元気ですね。

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ロープ乾燥中。

沈殿組は例のように装備を乾かしますが、明日下山なので意味あるのかと思いつつ。

 

8月29日 下山

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最終日も曇りでした。

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帰ってきました。

今年は、去年よりはバリエーションを登ることができましたし、中身も濃かったですね。

来年は今年の経験を活かしてもっともっと充実した計画を建てられるのではないかなと思います。

とりあえず、遅いですが、皆お疲れさま!

以上、今年の夏合宿でした。

 

さて、本日、神戸大学創立100周年記念事業としてのチベット遠征、その偵察隊が関西国際空港からラサへと旅立ちます。

偵察活動の成功は勿論ですが、何よりも隊員の無事を祈ります。

安全第一で気をつけて下さい。

 

山本(3)

Nyenchen Tanglhaへ

来年2015年に創部100周年を記念して行う遠征に向けて,やっと第一歩を踏み出します!

明日11月15日(土)から約1ヶ月間,チベットのNyenchen Tanglha(念青唐古拉山,ニェンチェンタンラ)山脈西部への偵察に出発します。昨日,やっと中国当局からの査証が下り,それまでの間なかなかご報告できずにいました。申し訳ありません。

The Nyenchen Tanglha Mountains above the Namtso Lake(from Wiki)

The Nyenchen Tanglha Mountains above the Namtso Lake(from Wiki)


[出発]
2014年11月15日(土)
[帰国]
2014年12月9日(火)(予定)
[目的]
Nyenchen Tanglha山脈未踏峰Tunzi Qubu(6,223m),Zhana Rizi(6,214m)周辺の偵察活動
Nyenchen Tanglhaその他未踏峰の調査活動
Nyenchen Tanglha山脈その他の未踏峰周辺域の調査活動
Nyenchen Tanglha偵察登山行為を通じての日中大学友好交流
周辺地域の地質学学術調査に向けた現地状況調査活動
[メンバー]
居谷千春(OB)
松村健司(工学部建築学科B3)
唐木惇生(医学部医学科B1)
[同行]
中国地質大学(武漢)学生数名
[サポート]
THE NORTH FACE
mont-bell
patagonia
神戸大学体育会
穂高

今年10月に予定していたKG-17やTarlha Riの偵察は外国人未解放地域ということで当局から許可を得られませんでした。背景には,新疆のイスラム過激派のテロ活動を始め,様々な要因があるようです。チベット入域には,査証の他に入域許可証の発行が必要ですが,その発行のプロセスでも,香港民主化を訴える学生デモや先日まで北京で開かれていたAPECの影響を受けて発行が遅れたりと,報道されている海外の政治的事案が自分の身にも降りかかる初の体験をしました。

Nyenchen Tanglha山脈は,チベット中心都市の拉薩から北100kmに位置し,東西に200km程伸びる山脈。主峰Nyenchen Tanglha (7,162m)は,1986年に東北大学が初登頂しています。その東北大の記録(チベット高原の盟主 : ニェンチェンタンラ(発行:東北大学山の会))を読むと,同1986年にチベット・ブータンとの国境近くに位置するKula Kangriに初登頂した神戸大学隊(平井一正隊長)の記述も多々見られました。同時期にほぼ同じエリアで登っていた別のパーティーの視点は面白いものです。

今年は日本山岳会学生部女子隊がムスタン未踏峰マンセイル(6,242m)に初登頂したり,法政大学山岳部がアマダブラム(6,812m)に遠征したり,夏には東京農大山岳部がムスターグ・アタ(7,546m)に遠征したりと,学生が海外に多く足を踏み出しています。(日本山岳会学生部主催の報告会が12月13日(土)に法政大であるようです。)その学生たちは国立登山研修所の研修会で一緒だった人が多く,遠征の報告を聞きながら許可問題で足を踏み出せないことに,もどかしさを感じていましたが,今度は自分の番。11月下旬と遅い時期での偵察ですが,無事に成果を上げて帰国できるよう,奮闘します。
(どうやら拉薩観光は,出稼ぎに来た漢族達が地元へ帰り,チベット人しかいないから,農閑期の冬の方がいいらしい?五体投地も見てみたいしー,ポタラ宮も見てみたいしー,チベットの民俗も見てみたいしーと,期待は膨らむばかり。)

明日,関西国際空港から,北京を経由して,武漢へ向かいます。そこで,パートナーの中国地質大学(武漢)のメンバーと合流します。

道中,可能な限りこのブログで状況を報告できればと考えています。
中国ではGoogleやFacebookの閲覧が規制されているということで,メーラーとして使っているGmailアプリはどうなるんだとか,いろいろ不安はありますが,どうやらVPNで切り抜けれるという話を知人から聞いたので,大学サーバーを通していろいろと試してみたいと思います。Wordpressは大丈夫だろうけど。

松村(3)

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富士山高所トレーニング 2014年9月

神戸大学遠征隊は、今年チベットで未踏峰の偵察を行います。高度順応のため9月末に富士山に登りました。富士山登山前日、富士宮口駐車場でフランス人Eさんに会いました。ヒッチハイクで日本全国をまわっているようです。鼻笛などのさまざまな楽器を披露してもらい、一緒にゆうげを楽しみました。
頂上ではお鉢巡りをし、富士山が平原に映す影に感動しました。

偵察では富士山からさらに2000mほど高所まで登ります。今回のトレーニングの成果を発揮し、体を順応させられればと思っています。

大月市から見た富士山 2010年10月撮影 富士山は登るより眺める方が良い

大月市から見た富士山
2010年10月撮影
富士山は登るより眺める方が良い!

唐木(医1)