ボルダリング 進捗

文責:萩原真哲

10月以降のボルダリングの進捗を書きます。思い付きです。
ちなみに真夏はさすがに暑く7月に美蕃登を再登して締めくくりとしました。
前回マットに接触していたのが心残りだったので、マットに触れないよう気を付けて、、、。
文句なしの完登ができて満足です。
その他課題の完登動画ともに山岳部のYouTubeチャンネルから動画アップしておりますので、よければご覧ください。

北山公園

10月以降の北山公園で一番大きな完登はエレファントノーズ(3級)。
初めての北山公園で触れた際には手も足も出ませんでしたが、北山公園のバランシーな課題の数々に鍛えられ、核心部まで進めるように。
中間部で右手のカチに手に足し、右手を上部のスローパー(?)に伸ばす箇所が核心なのですが、ここで何度も落とされました。結局左足の置き場所を少し上げるだけで解決したのですが、ずいぶんと時間をとられました。
以降は恐怖との勝負です。上部は傾斜が緩いので、これといったムーブもなくフリクションで抜けるのですが、高さがあり非常に怖い。結局私は上部のラインがやや右にずれてしまったので、またいつか再登するかもしれません。

そのほかには知人と一緒に来た時に木下フェースの左、右や長閑岩のフェースなどを完登。
木下フェースの左と右はどちらも4級だそうですが、右のほうが難しく感じました。どちらも極小スタンスに立つ練習にはうってつけです。
長閑岩のフェースはシットダウンスタートの6級。大きなホールドを使ってガシガシ登れて楽しい。ウォーミングアップにいいかもしれません。

現在トライ中なのはガンフォー(初段)とアドレナリンスラブ(二段)。
ガンフォーは何度トライしてもガストンからの右足上げができる気がしません。ガストンが効くほど体を持ち上げられない、、、。次トライするときはスタートホールドの持ち方を変えて、両手で観音できないか試してみようかな。
アドレナリンスラブは夏前より2歩ほど進みました。乗り感も以前よりかなりいい気がします。スラブの上達もあるかと思いますが、コンディションがかなり大事ですね。上部の方がホールドは新鮮だろうし、今冬中にいけないかなーなんて考えてますが、聞くところによるとそう甘くはないそうです。頑張ります。

あと冒険への扉(初段)もロープ練しに行ったのですが、岩が汚れており思うように練習できませんでした。アプローチのシダもひどく、岩掃除や草刈りをしたいのですが、勝手にやってよいものなんでしょうか。どのような道具を使えばいいのかもわからないし。

武庫川ボルダー

武庫川では大猿回し(初段)と猿の腰掛(1級)を完登しました。
大猿回しは友人とともに来た1日目でバラシが完了。2日目はウォーミングアップ不足で左手がつってしまい敗退。3日目2トライ目で完登しました。
最初の1~3手が核心ですが、私はニーバームーブで解決しました。
ニーバーをもっと早く発見できれば友人に完登を見せられたのになぁという思いもありますが、現時点での自己最高グレードである初段課題を3日で完登できてうれしかったです。

猿の腰掛は1日で通せたのですが、マットとの接触がありモヤモヤ。
ヨレもひどかったしカメラアングルも微妙だったのでまた再登しに行きます。
見栄えのいいルーフをポジティブなホールドで登れる楽しい課題でした。

武田尾駅から川上にあるハワイアン岩(?)は川上面に巨大なハチの巣があり登れません。
ハワイアンチェーン(初段)がかなりいい感触だったのでつらいですね、、。

余談

ジムでは2級1級にも手が出るようになり、成長を感じています。
岩だと武庫川に通えば、上半身が強くなり、いろいろなテクニックも身につけられそうな予感がします。
北山も楽しくやりがいがあるのですが、身に着く能力は北山専用という感じでしょうか、、、。

先日、武庫川でお会いしたクライマーの方が岩のコンディションについて教えてくださいました。
岩の温度が気温より低いと結露がひどく登れないので、冬は夕方がいいのだとか。
言われてみれば難しいことではないのですが、発想がありませんでした。
あと風の有無でも大きく変わるそうです。
やはり先輩クライマーとの交流は大事ですね。
この方は課題が違うにもかかわらず水取りやマット移動、ブラッシングにも非常によく協力してくださいました。ありがとうございました!

今週末と来週はナサ崎と恵那笠置山に行く予定です。
恵那笠置では常世を見に行きたいのですが、非公開エリアなので場所が分からない、、。
非常にかっこいい課題なので一目だけでも見たいのですが、、。


ちなみに先日の武田尾駅は紅葉がとてもきれいでした。
春には桜もみられるらしく、ハイキングにもとてもいい場所ですね。