登頂困難か

27日、松村、井部両隊員が、中国隊4名と共にC1からBada Ri I 峰の頂上アタックに向かいましたが、ルートの南西稜はボロボロの岩で危険と判断し、6,350m地点で登頂を断念しました。Bada Ri主峰には登頂できませんでしたが、南西稜のピーク(6350m峰)に登頂しました。

隊員は今回のアタックでかなり疲弊し、ベースキャンプでは他のルートも困難である為、頂上アタックを終了する判断もあるようです。28日時点で一旦BCに戻ってくるため、若手隊員とベースキャンプに待機しているOBが合流した後に下される最終判断を待ちたい所です。

https://www.google.com/maps/d/edit?mid=zPKe_TfEy5OE.k6BBLelGXK00

文章:山本(4)

頂上アタックへ

20日に一度、荷揚げトラブルで羊八井に戻り、21日に再入山した登山隊。
衛星電話から情報が送信されていますので、今の状況をお知らせします。

21日より山域に戻りましたが、またしてもヤクがトラブルを起こしました。ヤクが斜面を登れなかったようで、ベースキャンプを予定より下に建設することになりました。ベースキャンプ建設後、C1建設に数日費やしたのことです。

次はC2建設が控えているな、と、衛星電話からの情報を待っていたのですが、氷河の状態や中国隊隊員による偵察等の情報をまとめた結果、C2を作らずにC1からアタックすることになりました。

アタック予定日は10月27日。攻略に時間がかかるのか、それとも一撃で登ってしまうのか。

注目です。

https://www.google.com/maps/d/edit?mid=zPKe_TfEy5OE.k6BBLelGXK00

文章:山本(4)

羊八井から…

羊八井(ヤンパーチン)から更新しています。
登山隊は、16日にTBC(Temporary Base Camp)入りし、高所順応トレーニングや偵察を重ねていました。

IMG_2507

Natsu村の人に囲まれる

TBC - Temporary Base Camp -入りは雪の中

TBC – Temporary Base Camp -入りは雪の中

TBC

TBC

BC予定地から見たBada Ri山群

BC予定地から見たBada Ri山群

朝は気持ちいい!

朝は気持ちいい!

 Bada Ri山群(5,520m偵察地から)


Bada Ri山群(5,520m偵察地から)

無事、中国地質大学(武漢)隊も合流し、本日19日にBC入りの予定でした。

Natsu村の人はいい人ばっかり

Natsu村の人はいい人ばっかり

中国隊とも入念な打ち合わせ

中国隊とも入念な打ち合わせ

アクションカムに興味津々

アクションカムに興味津々

しかし….
人間はBCに向けて出発したものの、荷物を運んでくれるヤクさんがTBCで大暴れ。
荷物が破損・散乱して、一大事に。
結局、一旦羊八井でレストして再びBC入りすることに。
一筋縄に行かないのもまた醍醐味なのか…

松村(4)

いよいよ出発です!

今日,ラサを離れ,いよいよBada Ri峰に向けて出発します。
行動中は留守本部を通じて,ブログ・Googlemaps上の位置情報等の更新をする予定です。
https://www.google.com/maps/d/edit?mid=zPKe_TfEy5OE.k6BBLelGXK00&usp=sharing


ぜひ,御覧ください。

衛星電話チェックも良好!

衛星電話チェックも良好!

買い出しも大変でした

買い出しも大変でした

合同隊となると荷物もいろいろ嵩張ります

合同隊となると荷物もいろいろ嵩張ります

(私道にて)

(私道にて)

松村(4)

Bada Ri 6,516m概要

今回の遠征隊が目指すのはBada Ri I峰6,516m。
チベットのラサ北方から東に広範囲に展開す念青唐古拉西山群(ニェンチェンタンラ:Nyainqentanglha West)に位置しています。

BadaRi_main Map-000_Nyainqentanglha-Whole-ver2.1.6_1 Map-000_Nyainqentanglha-Whole-ver2.1.6_4

羊八井(ヤンパーチン:Yangbajain)の北に位置するNatsu村からBada Quと名付けられた谷を入っていきます。
BC・C1・C2とキャンプを進め,本峰6,516mの初登頂を目指します。

また,未だ解明が進んでいない念青唐古拉西山群(ニェンチェンタンラ:Nyainqentanglha West)の研究も行います。Map-000_Nyainqentanglha-Whole-ver2.1.6_5 Map-000_Nyainqentanglha-Whole-ver2.1.6_6 BadaRi-GoogleImage

松村(4)

高所順応トレーニング

ラサに到着してから5日。
風邪が若手の間で一時蔓延していましたが,いまは小康状態。

ラサに到着してからは,まず買い出し。食料や行動食,装備を揃えます。ネパールと違って,登山客で賑わう街ではないため,一般の生活用品をいかに登山に転用するかがカギです。

シートを購入するために色々と交渉

シートを購入するために色々と交渉

測って...

測って…

お買い上げ

お買い上げ

パッキングも佳境に

パッキングも佳境

買い出しの合間には近くをぶらぶらと観光。DSC_2568 (640x424)

滞在先のホテルのすぐ裏が大昭寺(ジョカン)。周りを囲うバルコルは多くの巡礼者で賑わう。

滞在先のホテルのすぐ裏が大昭寺(ジョカン)。周りを囲うバルコルは多くの巡礼者で賑わう。

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ポタラ宮

ポタラ宮

マニ車

マニ車

10/12には後発隊の向山医師も到着し,無事本隊全員が揃いました。

医師 向山さんも無事到着。ドクターがいることが心の支え。

医師 向山さんも無事到着。ドクターがいることが心の支え。

本隊+調査隊の面々

本隊+調査隊の面々

10/13, 14は高所順応トレーニングに。
市内から近郊の4,200mほどの山に登りました。
滞在先のホテルでも,3,700mほどあるので,近くの丘で運動負荷を加えるというイメージでしょうか。
チベットの山々には寺院が点在し,宗教上の理由で,高所順応トレーニングに登る山もいろいろと制約がありました。
私,松村は,結構軽い足取りで走ったりもしていました。
4,000mくらいには完全に順応した感じです。

ラサ入りした翌日の高所順応トレーニングはこたえたらしい-向山さん

ラサ入りした翌日の高所順応トレーニングはこたえたらしい-向山さん

もちろんヤク&牛が放牧されている

もちろんヤク&牛が放牧されている

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中腹には寺院が

中腹には寺院が

色々な巡礼者が山路を歩く

多くの巡礼者が山路を歩く

チベット人は皆フレンドリー

チベット人は皆フレンドリー

多くのチベット仏教に関わるペインティングが溢れる

多くのチベット仏教に関わるペインティングが溢れる

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いつ落ちるんだ!?

いつ落ちるんだ!?

飯も旨く,皆食欲旺盛です。
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がっつく坂本さん

がっつく坂本さん

いよいよ,今日中国地質大(武漢)もラサ入りします。
10/16のラサ発に向けて準備・体調管理も大変です。

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写真・文 松村(4)

Nyainqentanglha -2

BadaRi 峰がある Nyainqentanglha は, チベットの北に横たわる広大な山脈である。山脈の裏側(北側)にはナム湖という世界で一番高い場所にある塩湖があり, 観光でも人気。

チベットより国道109を約90km北西行くと, 今回の登山の前進基地である羊八井に到着する。羊八井から山の谷間まで車で行き, BCを設営する氷河湖まではヤクやポーターの協力で荷を運ぶことになる。

 

BCより上は, クレバスやセラック帯が予想され岩の露出も考えられる。高所順応のためキャンプを3つ設置しながら登ることになるが, 各ポイントは Googe Map を参考にされたい。

山岳会,山岳部のHPも御覧ください。

神戸大学山岳会:http://acku.net/
神戸大学山岳部:http://home.kobe-u.com/acku/

全体的な紹介は,次にも掲載されています。

http://home.kobe-u.com/acku/ensei.html
http://acku.net/2015-Nyainqentanglha/NT_West-2015.html

山本(4)